タグ : SIGMA 28-80mm F3.5-5.6 MACRO

ゴギの産卵

 

 

 

 


今日は午後からLemonちゃんのお知り合いの釣り師さんの情報でゴギの住む渓流を調査してきました。
ゴギは中国山地のみに住むイワナの亜種で、頭にある黄色斑紋が特徴です。

標高をあげつつ、ウェイトを付けて撮影器材などを楽に運べる、アクセスの良い場所を調べながら、よさそうな所で川を覗いてみると4枚目のような若魚のゴギがすぐに見つかりました。
このサイズは意外と警戒心はなくて撮影も楽にできます。

太陽もなく渓流とはいえ雨で少し濁りがはいりコンディションは悪かったですが、薄暗い淵に数匹のゴギが集まって産卵しようとしてる個体を発見しました。
真横からのアプローチだったので、思いのほか寄っても警戒することなく、雄同士が喧嘩したり、横から産卵を横取りしようとするゴギと賑やかな状態を暫く観察していました。
これは産卵見れるかもと思ったのですが、大きな雄同士が喧嘩をした直後にメスも散り散りになってしまいました。
ストロボは何度も炊いていたんですが、それを嫌がったのか? こちらは微動だにしてなかったのですがちと残念です。

その上流にはすでに産卵が終わったばかりの産卵床があり、まだ生みたての卵が礫の間で見ることができました。
ゴギはサツキマスの様に産卵後すぐに卵は埋めないと聞いていたので、一度、川から上がってズームを80mmに動かしてから3枚目の写真を撮影しました。

今日はターゲットがサツキマスより小さめなので、レンズをズームに変更。
60mmのポートにすんなり入ったので、ギアはないですが40mm程に合せて撮影しました。
このレンズ、ギョロ目用に使っている古いSIGMAの28-80mm MACROとチープなズームレンズなのですが、中々の活躍をみせてくれました。
四万十川でもそうでしたが、川での撮影は寄り難い被写体が多いのと、それほど極小の被写体も多くないので、ズームレンズが活躍しますね~。
滑るし、岩だらけなのでドームポートほど気を使わないのも良い感じです。

すでに何箇所か産卵床ができていたので、産卵シーズン突入のようです。
また近日中に見に行ってみようと思ってます。

Photo Date
ゴギ:高津川水系 -20cm
Canon Eos 5D markⅡ
SIGMA 28-80mm F3.5-5.6 macro