タグ : EF8-15mm F4L fisheye USM

2020年 サツキマス
















今年は9月からほとんど雨が降らず、かなりの渇水で産卵シーズンを迎えました。
例年、開始する時期に産卵しようと瀬に出てきているペアの姿はなし。
2日空けて撮影に行くも、まだ産卵を開始す気配がないので、例年産卵している場所の大きな石をどけて3か所産卵しやすいよう整備して帰りました。
翌日に予報より多めの雨がふって、それがトリガーになって産卵を開始したそうです。
2日で整備した場所では全て無事に産卵が終わったようですが、メスの個体の数が圧倒的に少なくあとに続く個体がいません。
雨の後の3日後にいくと、川は閑散としていてすでにシーズン終盤のような様相で、上流から下流の産卵エリアを見ましたが、なんとかこの日1ペア確認して、無事に今年も産卵シーンを収めることができました。
長雨の後の猛暑と不安定な夏でしたが、例年の1/10程度の個体しかいないのが不思議です。
毎年先細ってますが来年が心配ですね…。

Photo Date
サツキマスの産卵:瀬戸内海流入河川 -0.4m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


タイバラの稚魚

久しぶりに宍道湖周辺へ撮影にでかけました。
昨夏に撮影してた場所が工事で魚がいない環境になってしまって、アカヒレタビラのオスの婚姻色を見るけることができずに、氾濫原のワンドに溜まっていた1cmもないタイバラの稚魚を撮影してみました。
ここはタナゴはタイバラしかいないのですが、二枚貝も多く、こういう場所が残る自然豊かな斐伊川水系です。

Photo Date
タイリクバラタナゴの稚魚の群れ:斐伊川水系 -0.1m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


荒れていくゴギの沢

この頃、県内ではあちらこちらで林道沿いの伐採を見かけることが多くなった。
ゴギが棲むような沢沿いの林道脇も、原木も運び出す邪魔になるのか川沿いから斜面まですべて切られて、木々に太陽を遮られていた沢はあっという間に荒れた河川に変わっていく。

伐採から丸3年がたったこの沢も、今年はゴギの姿がほとんど見られなくなってしまった。

Photo Date
ゴギの産卵:錦川水系 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


サツキマス 人工産卵床での産卵

前記事の人工産卵床でオスがフェイク行動をしていたペアの産卵です。
大きな淵から左右に流れ出ているのですが、右側は細流なうえ礫が荒く、良い方の流れだけだと産卵場所が密集してしまって、オスもメスも喧嘩して産卵しずらいので、右側を整備…大石をどけて掘ってやると程よい礫がでてきます。

大きな淵のすぐ下なのでオスも多く迫力ある産卵行動が観察できます。

Photo Date
サツキマスの産卵:瀬戸内海流入河川 -0.5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


サツキマスも終盤

中ごろの大雨の後にピークを迎えて、その後の大雨で終盤戦を迎えました。
そんな中、あまりにも産卵できる場所が少なそうだったので、10月初めにバールで大岩を退かし、スコップで水路を掘り起こしてあげた場所で産卵をしてくれました。
そこで産卵しようとしていたメスを何故かオスが邪魔をします。
メスを産卵床を作らせず、ひたすらライバルのオス達にメスが産卵するようなフェイクの行動を半日し続けたこの淵のぬしの雄です。


Photo Date
サツキマスの産卵:瀬戸内海流入河川 -0.5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


今年も始まります

今年もサツキマスの産卵が始まりました。
錦川水系の支流の個体数は例年の1/20くらいな感じ。
産卵場の一等地が渇水でかなり干上がってます。
9月末に一雨ほしかったですね…。

Photo Date
サツキマスの産卵:瀬戸内海流入河川 -0.4m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM