タグ : EF20mm F2.8 USM

クサウオのハッチアウト

 

 

 

 

 

 

 

 


ついにクサウオのハッチアウトが始まりだしました。
1月初旬に産み付けられた卵から、少しずつ卵から出た仔魚が水面に向けて泳ぎだします。
青海島 紫津浦のクサウオ総集編です。

水温は一気にさがってこの時期の最低水温付近の11度。
卵を産み付けられてるエリアは水深18mと微妙な水深です。

1枚目は先週の写真で、最後のオスは2枚目のように現在も元気に卵を守っています。
そしてまた新しい卵を産み付けているので、まだメスも生息しているようです。

3枚目、ハッチアウトは尻尾からまず卵の外へだして、それから抜け出るようです。
4枚目は右下の出そうな個体を狙ってたのですが、その左上から仔魚がハッチアウトしてきました。
5、6枚目は卵から完全にでて、水面目指して泳ぎだします。
上昇するスピードが意外と速く、仔魚を狙うのはチャンスは一瞬です。

7枚目のように障害物をよけながら昇っていく個体が撮影しやすいですね。
8枚目は卵を産みつけた雌が力尽き、貝のエサとなり自然に戻ってゆきます。

中村宏治さん率いる日本水中映像さんが、
ハッチアウトの撮影を成功させた日に、次回はハッチまで撮ろうと思いを決めてから3年間。
久しぶりにクサウオの産卵が観察できて、ハッチアウトの撮影と観察をできることができました。
あの小さな命の誕生をそっと観察していると、極寒の環境も忘れるぐらいの楽しい時間でした。

また来年、この子供達が産卵の為に青海島に帰ってきてほしいですね (^―^)ノ

Photo Date
クサウオのハッチアウト:青海島 -18m
Canon Eos 5D markⅡ
wide:EF20mm F2.8 USM
macro:EF100mm macro F2.8L IS +CL


クダウミヒドラの仲間

 


いま流行の?ヒドロ虫系の被写体です。
ヒメクダウミヒドラ ベニクダウミヒドラというらしいですが、栄養分豊富な紫津浦側のポイントは壁一面に咲きわたっています。

この週末はクサウオ撮影の為に各地から遠征にこられてるよう。
3年ぶりのクサウオの産卵パワーは凄いのでありました (´ェ`*)ノ

※色々な方から情報頂いたのですが、同定がかなりシビアなようですので、クダウミヒドラの仲間としておきます(笑

Photo Date
クダウミヒドラの仲間:青海島 -1m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS + CL (macro)
EF20mm F2.8 USM (wide)


クサウオ

 

 

 



今年の初潜りは青海島からスタートです。
ここ数年、クサウオが見れる数が減っていたのですが、3シーズンぶりにクサウオの産卵が確認されて、それも何箇所も確認できているので、今シーズンは当たり年なのでしょう。
クサウオを撮りたい人は今月中に青海島へお越しください(´ェ`*)

魚網についているソフトコーラルのような塊がクサウオの卵です。
直径5mmほどで沢山産み付けてあります。

Photo Date
クサウオの卵保護:-17m
Canon Eos 5D markⅡ
Tokina AT-X 107DX FishEye 10-17mm F3.5-4.5


オオクチバス

 

 


早朝の柏島、島を出て高台の山道にはいると、ベタ凪ぎの海が広がっていました。
勤崎に入れる状況でも四万十川へ向けて車を走らせます(笑

四万十川の中流域です。
海で-50m潜ってもなんの違和感もないのですが、濁りのある冷たい水に微妙な流れのなか川で水深-5mを超えていくと妙な緊張感を覚えました (^^;
そんな視界の奥に7、80cmはあろうかと巨大なハクレンが数匹が現れ、慌てて逃げていく姿をみると、こっちもドキっとしてします。
そして、緊張感のないブラックバスが興味津々にこちらのレンズを覗き込んできました。
デカイです!太いです! ランカー級の50cm以上はゆう超える巨大なブラックバスです。

最近、松沢陽士氏の新しい淡水魚の図鑑を購入したのですが、子供の頃に川や池で見ていた魚達がの多くがレッドリスト入りしていて、観賞魚として飼っていた海外の熱帯魚が野生化しているという現状に大きく変化しています。
外来種だけでなく環境の問題もでしょうが、絶滅の危機に瀕している淡水魚の姿をみていると、安易な密放流や再放流などしてほしくないですね。
うちの近所も、農業用水の溜池でもブラックバスが釣れるようですからね・・・。

Photo Date
オオクチバス:四万十川中流 -5m
Canon Eos 5D markⅡ
EF20mm F2.8 USM


ギンガメアジ


ギンガメアジの群れが川でも見れるんですよ!
といっても、トルネードする程じゃないのですが、幼魚から若魚の群れが川の河口域で見ることができます。
初めて四万十川に入った時が一番透明度もよかったのですが、その後は雨も多く緑一色。
夏、まだワイドレンズで撮れるほど大きくなかったギンガメyg達も、倍の大きさに成長していました。

Photo Date
ギンガメアジの若魚:四万十川 -5m
Canon Eos 5D markⅡ
EF20mm F2.8L USM


錦川のサツキマス

 

 

 

 


いよいよサツキマスの産卵も終わりを向かえてきたようです。
3日前に見た産卵の様子もなく、今日は産卵するペアを見ることは出来ませんでした。

週末に長野君ときたちゃんが遠征に来るので下見のつもりで行ったのですが、午前中は撮影にこられてた方達と観察をしながら色々と話を聞かせて頂き、午後から川に入ったんですが、気づいたら日が暮れ始めました(笑

人の気配を感じると逃げてしまうサツキマスなんですが、色々とアプローチをしていくうちに寄り方がわかってきて、今日は泳いでるサツキに寄れて撮影ができる感じになりました。
ある程度水深がある所だと川底の石をする音で驚かせないので、そんな場所をみつけつつ、後はプレッシャーかけないようにじっくり寄る辺りは海の撮影とかわりません。

産卵を終えた様子のペアなんですが、何処に行っても一緒になっていた仲の良いサツキマスのペアです。
30cm近くまで寄ることが出来たのですが、不思議と一度寄れるとさっきまで逃げ回っていた他のサツキマス達も自分の目の前を普通に泳いでいってました。
この調子で寄れれば産卵も撮れるのではと思いましたが、まぁそんなに甘くはないでしょうね~。(笑

Photo Date
サツキマスのペア:錦川支流 -30cm
Canon Eos 5D markⅡ
EF20mm F2.8 USM