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久しぶりの四万十川でアカメを観察です。 この日は綺麗な海水が入ってきたようで視界もよく、さらにアカメの大群に遭遇することができました。 視界が良いのか?あまりこちらを気にすることなく、しかし一定の距離は寄せ付けないような感じでした。
Photo Date アカメの群れ:四万十川-5m Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM
オヤニラミが卵を産み付けている一帯の葦ですが、孵化寸前の卵が一回り小さい場所がありました。 拡大してみると、どうもオヤニラミの卵ではなさそうです。 お腹が大きいムギツクのメスを雄が追いかけるシーンが近くで多く見られたので、オヤニラミの産卵テリトリーに産み付けているのかもしれません。
Photo Date オヤニラミの仔魚とムギツクの卵?:錦川水系 -0.5m α7RⅡ EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
毎年撮影に行く水の綺麗な上流部の産卵場で、すでに孵化をした稚魚を守る、オヤニラミのオスが見られました。 稚魚を守るというより、卵が産みつけられているテリトリーに入ってくる外敵を追い出しているようです。 産卵時以外はメスのオヤニラミも近づけず、オス親は果敢にカメラでも攻撃してきます。
Photo Date 稚魚を守るオヤニラミ:錦川水系 -0.5m Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM
今年の中国地方以外への淡水魚撮影の遠征は熊本のみで、諸事情が重なってフィールドに出れた日は、ダイビングも含めて年間で39日とほとんど撮影ができない年でした。 来年は熊本の震災後の状況も心配ですが、琵琶湖、富山平野、北海道へと足を運べればと思っています。
写真は昼間の浅い場所では警戒心が強く、なかなか寄れないカムルチーを陸上からの撮影です。
Photo Date カムルチー:緑川水系 水面下 EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
八月の半ばも過ぎましたが、錦川の上流ではまだオヤニラミが卵を保護していました。 10日ほど前に産みたての卵を確認していたのですが、これがここでは最後の産卵だったようす。 その卵から産まれたばかりの仔魚や卵から出ていく仔魚を観察することができました。 巣立ってゆく仔魚を見守るオヤニラミの雄です。
Photo Date オヤニラミのハッチアウト:錦川 -0.5m Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM
葦の群生地にはカワムツやオイカワの子供たちの隠れ家に・・・。 オオカナダモの中には卵を抱えて、お腹パンパンのオヤニラミの雌がいました。 湧水河川ではヒラモの新芽が緑一色に染ってます。
大きい都市なのに足元の水辺にはすばらしい環境がまだまだ多く残っている熊本の水辺です。
Photo Date 緑川水系 Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM