タグ : 淡水域

2日がかりの産卵

ゴギの産卵

前記事からの続きのゴギのペア。
産卵も近いと思ったが、思いのほかてこづっているようで何度もメスが床を叩いていて、結局、産卵までいたらずに、気づけば日暮れとなってしまった。
翌日に夜明けに前に現地に向着くと、産卵床がそのままだったので2日目の撮影に入り、お昼頃にようやく産んでくれた。
イワナの産卵は2日かかる事も多いみたいで、撮影者泣かせの被写体だ。 

Photo Date
ゴギの産卵:錦川水系 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


ゴギの産卵床作り

ゴギの産卵床作り

季節は慌ただしく変わってゆきます。
サツキマス・アマゴの産卵が終わると、ゴギの季節がやってくる。
紅葉した落ち葉が流れる中、産卵床作りにいそしむゴギの雌です。

Photo Date
ゴギの産卵床作り:錦川水系 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


不発の産卵行動

不発の産卵行動

実に興味深い行動です。
何回かに分けて産卵するサツキマスですが、最後には卵も出てこず、産卵のポーズだけで終わる事がシーズン終盤に見られます。
一連の動行動は同じく、産卵床を作り、雄がタイミングを合わせるのですが、放精はせずに卵は産み落とされておりません。
産んでいないのですが、産卵床を埋め戻す行動にはいります。

Photo Date
サツキマス 不発の産卵行動:瀬戸内海流入河川 -0.5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


大型の雄のサツキマス

大型のオスのサツキマス

今年はサツキマスの撮影を始めて以来、最低の産卵個体数のようだ。
毎年産んでいる本流の好条件な場所も産卵床のあとすら見えない状態。
そんな悪条件の中、やっと大型のペアを撮影できたのだが、産卵の瞬間にメスの手前側に入ってきてしまい、見事に隠れてしまった。
スニーカー達も産卵には間に合わなく、産卵も放精もあっという間の出来事だった・・・。

Photo Date
大型の雄のサツキマス:瀬戸内海流入河川 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


サツキマスの季節

サツキマス

今年は長雨が続いて、水位も高さを保ったままサツキマスの産卵の時期が近くなってきました。
例年通り、大きな淵を覗きに行くと30匹程のサツキマスが群れていました。
水深も深く、まだ水も濁っていますが、産卵前に透明度が上がってくればタンクを用意して撮影に行ってみようと思います。

Photo Date
サツキマスの群れ:瀬戸内海流入河川 -3m
Sony α7RⅡ
EF8-15mm F4L fisheye USM


カネヒラの産卵

カネヒラの産卵

今年はどうしても忙しく、実に一か月ぶりの撮影です。
そんな中、秋産卵のカネヒラの撮影に誘われて、今年も広島県の山間部へ行ってきました。
9月に入って雨予報が多くなる中、当日は日中晴れ間も見えて産卵行動も活発的に見ることができ、産卵行動の瞬間も収めることができました。
メスが二枚貝へ産卵管を伸ばし、口を大きく開けて卵を産み付け、その後オスが貝の中へ放精します。

Photo Date
カネヒラの産卵 江の川水系:-0.5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM