タグ : トラギス・ギンポの仲間

オオカズナギの雄の戦い

オオカズナギのバトル

今年は例年より出遅れたオオカズナギでしたが、水温が上がらないのも幸いしたのか、過去数年見ないほどの個体数が見る事ができます。
それだけ密度が高いので、巣穴以外でも戦いや求愛などが見る事ができる当たり年のようです。

Photo Date
オオカズナギの雄の戦い:青海島 -8m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


テンクロスジギンポの産卵行動

テンクロスジギンポの求愛テンクロスジギンポの求愛テンクロスジギンポの産卵

テンクロスジギンポの巣穴の周りをぐるぐる回り、雄らしき個体がたまに下半身を巣穴に入れてブルブルと震えていました。
産卵しているのだろうとは思うのですが、巣穴の中はさすがに観察はできません。
40分ほど観察していましたが、最後はカメラも気にせず産卵行動を繰り返していました。

Photo Date
テンクロスジギンポの産卵行動:柏島 -11m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


長崎県大村湾の海

テンジクダイの口内保育イソハゼの卵保護カズナギの仲間 卵保護

8月半ば、まだ大村湾は生態シーン満載の賑やかな海でした。

深場に住むTheテンジクダイも、全体の水深が浅い大村湾なので、浅場で産卵行動などを観察できます。
テンジクダイは雄が卵をくわえて卵を育てますが、今回は残念ながら産みたての卵のみでした。

イソハゼはヘビガイの仲間の抜け殻の中で卵を育て、牡蠣の殻の中で卵を守るカズナギの仲間は、青海島でみるオオカズナギより一回り小さかったです。



ウミヒルモ畑のアミメハギygオクヨウジの幼魚

ウミヒルモの畑の中ではアミメハギの幼魚やオクヨウジの幼魚が見られます。
他にはカミナリイカやヒメイカの幼魚など、浅くエアも無くならないので、あっという間に時間がすぎていきます。

テンジクダイ、トサカギンポ、マダラギンポ、ナベカと様々な産卵~ハッチアウトが見れる夏の時期に、
また来年も遊びに行こうと思います。

Photo Date
大村湾の魚達:長崎県大村湾 -1~5m
1枚目から順に、テンジクダイの雄、イソハゼ、カズナギの仲間、アミメハギの幼魚、オクヨウジの幼魚
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS


マダラギンポの仔魚放出

マダラギンポの仔魚放出マダラギンポの仔魚放出

2年ぶりの長崎県の大村湾です。
今回もDS海だよりさんに生態シーンをメインにガイドしてもらいました。
初日は1本目にマダラギンポのハッチアウトがまだ続いてるという事で、仔魚放出をメインに撮影です。
2番目に紹介してもらったこの個体が一番活発的で、最初に目撃した時は一度に10匹程放出していました。

マダラギンポの求愛行動

途中、雄の行動が変わりだしたと思ったら、近くにメスが着ていたようです。
求愛活動が始まると、ハッチアウトの方はひと段落した感じでした。

そろそろシーズンは終わりですが、初夏の産卵シーズンにはいると、毎回かなりの高確率で見れるとの事なので、また来年チャレンジしてみたいと思います。

Photo Date
マダラギンポの仔魚放出:長崎県大村湾 -5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS


ベニツケギンポの卵保護

ベニツケギンポの卵保護ベニツケギンポの卵保護

二枚貝の抜け殻の中で白色のベニツケギンポが卵保護をしていました。
そういえば、数年前のこの時期に1cm程のベニツケギンポとおもわれる仔魚を撮影したことがあります。
卵を守ってるのは初めて見たのですが、親も白色できれいでした。
こちらのネタもダンゴウオに続き、DSかりゆしさんに教えて頂きました m_ _m

Photo Date
ベニツケギンポの卵保護:青海島 -12m
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS


瀬戸内海のマダラギンポの卵保護

マダラギンポの卵保護マダラギンポの卵保護マダラギンポの卵保護マダラギンポの卵保護

瀬戸内で毎年観察されていたマダラギンポですが、どうも毎年同じ所にいるみたいで、婚姻色も確認できました。
その巣穴をよく見たところ、卵を保護しているとの事で早速撮影に行ってきました。
最近こんな場所の撮影ばかりなので、穴の中の奥深くの撮影もなれたものになりました…。

さてこの子達がいつハッチアウトするかですね!

Photo Date
瀬戸内海のマダラギンポの卵保護:屋代島(周防大島)-13m
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS