タグ : トゲウオ目の仲間

深場のワカヨウジ


あっという間に1月が終わってしまいました。
忙しさと寒さを理由に中々フィールドに出る機会がありません。
春が待ち遠しいです(笑

柏島で好きな場所の一つです。
光があまり届かない、水深45m付近のガレ場に広がるソフトコーラル畑にワカヨウジを見つけました。

Photo Date
ワカヨウジ:柏島 -45m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


ピグミーシーホース

ピグミーシーホース

諸々と事情がありまして、2か月余り撮影ができない日々が続いておりました。
梅雨明けと共にダイビングで撮影を開始しております。
2㎝程の世界最小クラスのタツの仲間”ピグミーシーホース”をワイド撮影してみました。

Photo Date
ピグミーシーホース:柏島 -25m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


瀬戸内海の藻場

ハスノハカシパンタツノオトシゴヒメイカムスジガジ藻場

車で日本一周しながら、水辺の写真を1年間かけて撮影している高久至さんが瀬戸内海に立ち寄ってくれました。
山口の瀬戸内側も撮影に適したアマモ場が点在していて、のんびりとした上関町のビーチへエントリー。
ハスノハカシパンが無数にちらばっているエントリー口を進むと、他の海で見るよりは少し大きいヒメイカ、タツノオトシゴ、ムスジガジ、オクヨウジなど観察できます。

Photo Date
瀬戸内海の藻場:上関町 -3m
Canon EOS 5D markⅢ
SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL
EF8-15mm F4L fisheye USM


長崎県大村湾の海

テンジクダイの口内保育イソハゼの卵保護カズナギの仲間 卵保護

8月半ば、まだ大村湾は生態シーン満載の賑やかな海でした。

深場に住むTheテンジクダイも、全体の水深が浅い大村湾なので、浅場で産卵行動などを観察できます。
テンジクダイは雄が卵をくわえて卵を育てますが、今回は残念ながら産みたての卵のみでした。

イソハゼはヘビガイの仲間の抜け殻の中で卵を育て、牡蠣の殻の中で卵を守るカズナギの仲間は、青海島でみるオオカズナギより一回り小さかったです。



ウミヒルモ畑のアミメハギygオクヨウジの幼魚

ウミヒルモの畑の中ではアミメハギの幼魚やオクヨウジの幼魚が見られます。
他にはカミナリイカやヒメイカの幼魚など、浅くエアも無くならないので、あっという間に時間がすぎていきます。

テンジクダイ、トサカギンポ、マダラギンポ、ナベカと様々な産卵~ハッチアウトが見れる夏の時期に、
また来年も遊びに行こうと思います。

Photo Date
大村湾の魚達:長崎県大村湾 -1~5m
1枚目から順に、テンジクダイの雄、イソハゼ、カズナギの仲間、アミメハギの幼魚、オクヨウジの幼魚
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS


ヨウジウオの仲間

ヨウジウオの仲間

太平洋側にでるとまた違った浮遊系生物が見られます。
ナイトダイビングで見たヨウジウオの仲間で、大きさは長さ1cmもなかったと思います。

Photo Date
ワカヨウジの仔魚:柏島 -2m
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS


スミツキヨウジ

スミツキヨウジ

ようやく撮影することができましたスミツキヨウジ 【学名】Solegnathus hardwickii です。
国内ではまだ高知県でしか見られていないヨウジウオの仲間で、柏島ではこの時期くらいに稀に見ることができる種ですが、水深も深く、あまり生態写真は存在しません。
少し前まえにはオスが卵を抱卵していたのですが、まだペアでいるも、既にお腹に卵はありませんでした…。
メスはまだお腹がパンパンだったので、引き続き産卵して卵を保護する姿は見れるかもしれませんね。

Photo Date
スミツキヨウジのペア:柏島 -60m
Canon EOS 5D markⅢ
EF50mm F2.5 コンパクトマクロ