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サツキマス 夜間の産卵

夜間の産卵

今年のサケ・マスシーズンは、あまり撮影に行けなかった事と、産卵個体数が少なかった為に1ペアを追い続けることが多かったです。
じっくり観察する事で、撮影の間合いや、成功確率を上げる為にする事などを学ぶことができました。
そして、これからオフシーズンに向かうので、撮影機材でいままで不便だった部分をProofさんにお願いして部品を作ってもらっています。
来年はストレスを減らして、撮影にいどめそうでうす。

写真は、夜も産卵してしまうサツキマスです。 イワナと違って翌日へ持ち越しが無いので、日没までが勝負になります。

Photo Date
サツキマスの夜間産卵:瀬戸内海流入河川 -0.5m
EF8-15mm F4L fisheye USM


サケの産卵場所

サケの湧水確認

今年はニュースにもなるぐらいのサケの不漁の年のようです。
4年前、初めてこの河川に撮影に行った際も、不漁の年で遡上数があまりなく、撮影に苦労した年でした。
今年は山口が死骸しか確認できなかったので、1日だけ島根に行ってきましたが、産卵場所が狭く、雄雌入り乱れて邪魔をしあって産卵までいたらりませんでした。
産卵は水が湧き出る場所でするために、例年、同じ場所で産卵しています。
その湧水を嗅ぎ分けて見つけるサケの雌の行動です。

Photo Date
シロサケの産卵場所:江の川水系 -0.5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF17-40mm F4L


アクションカメラの機材テスト  ゴギの産卵

ゴギの産卵

大きいカメラは警戒されて、撮影にも時間がかかります。
しかしアクションカメラのお陰で、警戒心が高い魚もストレスなく接写することができる。
映像機材の進化は素晴らしいのですが、カメラの設置方向はまだまだ経験を積まなければいけません。

【 Youtube.comに移動して、高画質に変更するとHDの画質のよい映像が見ることができます 】


2日がかりの産卵

ゴギの産卵

前記事からの続きのゴギのペア。
産卵も近いと思ったが、思いのほかてこづっているようで何度もメスが床を叩いていて、結局、産卵までいたらずに、気づけば日暮れとなってしまった。
翌日に夜明けに前に現地に向着くと、産卵床がそのままだったので2日目の撮影に入り、お昼頃にようやく産んでくれた。
イワナの産卵は2日かかる事も多いみたいで、撮影者泣かせの被写体だ。 

Photo Date
ゴギの産卵:錦川水系 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


ゴギの産卵床作り

ゴギの産卵床作り

季節は慌ただしく変わってゆきます。
サツキマス・アマゴの産卵が終わると、ゴギの季節がやってくる。
紅葉した落ち葉が流れる中、産卵床作りにいそしむゴギの雌です。

Photo Date
ゴギの産卵床作り:錦川水系 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


不発の産卵行動

不発の産卵行動

実に興味深い行動です。
何回かに分けて産卵するサツキマスですが、最後には卵も出てこず、産卵のポーズだけで終わる事がシーズン終盤に見られます。
一連の動行動は同じく、産卵床を作り、雄がタイミングを合わせるのですが、放精はせずに卵は産み落とされておりません。
産んでいないのですが、産卵床を埋め戻す行動にはいります。

Photo Date
サツキマス 不発の産卵行動:瀬戸内海流入河川 -0.5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM