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サツキマスも終盤

中ごろの大雨の後にピークを迎えて、その後の大雨で終盤戦を迎えました。
そんな中、あまりにも産卵できる場所が少なそうだったので、10月初めにバールで大岩を退かし、スコップで水路を掘り起こしてあげた場所で産卵をしてくれました。
そこで産卵しようとしていたメスを何故かオスが邪魔をします。
メスを産卵床を作らせず、ひたすらライバルのオス達にメスが産卵するようなフェイクの行動を半日し続けたこの淵のぬしの雄です。


Photo Date
サツキマスの産卵:瀬戸内海流入河川 -0.5m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


サツキマス ペアがいない

早朝から産卵床が完成しているサツキマスのメスにペアがいません。
淵にはオスがたくさんメスを追いかけてるのに、このメスの産卵床には近づいてこないのです。
そんなことでしばらく放っておいたら、14時過ぎ頃に深い淵に潜っていって、オスを連れて帰ったと思ったらあっという間に産卵にいたりました。
普段はメスの取り合いが多いのに珍しいパターンもあるのですね。

Photo Date
サツキマスの産卵:瀬戸内海流入河川 -0.3m
Sony α7RⅡ
FE28mm F2 + SEL057FEC


今年も始まります

今年もサツキマスの産卵が始まりました。
錦川水系の支流の個体数は例年の1/20くらいな感じ。
産卵場の一等地が渇水でかなり干上がってます。
9月末に一雨ほしかったですね…。

Photo Date
サツキマスの産卵:瀬戸内海流入河川 -0.4m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


サケの不調の2018年


2018年の秋はあまり雨の降らないまま冬に入ろうとしています。
4年前に山陰側の河川でサケが多く遡上していたので、今年は期待していたのですが、川が渇水して遡上にしくいのか、サケがほとんど遡上してこなかったようです。
そんなこともあって、今年は島根への遠征を取りやめて山口の河川の遡上状況を確認して、サケマスシーズンを終える事となりました。
また来年は安定した気候で程よい雨で撮影できるとよいのですが・・・。

写真は去年テスト的に撮影したα7の鮭の産卵シーンです。

Photo Date
シロサケの産卵場所:江の川水系 -1m
Sony α7RⅡ
FE28mm F2 + SEL075UWC


ゴギ 翌日の続き撮影


昨日、夕方まで産卵が終わらなかったペアの翌日の撮影です。
途中、大型のオスが出てきてペアが変わり、3匹のオスが争っていましたが、大型のオスで産卵まで至りました。
最初のオスは半日以上は産卵床を守ったのですが、産卵には参加できませんでした。
自然の世界は厳しいですね。

Photo Date
ゴギの産卵:錦川水系 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


ゴギ 産卵持ち越し


サツキマスの産卵も終盤を迎えたので、さらに上流部のゴギ(イワナ)の産卵状況を見に行ってきました。
こちらも雨が降らずに、例年産卵をする場所は水が干上がっている状態です。
そんな中、水深はかなり低かったのですが、撮りたかった淵の中で昼前から産卵床を作り出したペアに狙いを定めました。
体が小さいぶん産卵床作りも時間がかかり、案の定夕方に・・・。
雄は何度も促し、口を開けて産むポーズをとるのですが、雌はいまいちやる気なし。
薄暗い中産卵されても写真的に困るのですが、これは翌日早朝に持ち越しのパターンですね。

Photo Date
ゴギの産卵:錦川水系 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM