カテゴリー : 瀬戸内海

カブトガニの産卵と夜景


今年は西日本豪雨の影響で瀬戸内海の濁りがひどい状況がつづいて、カブトガニの産卵も去年ほどの規模が見れない状態が続いておりました。
その後、台風直撃後に濁りは消えて、透明度はいつもより良い状態になっています。

産卵の時期は終わりに近づいておりますが、小規模に産卵は続いてます。
高感度機の登場により夜間撮影も格段に楽な時代になりましたね。

Photo Date
カブトガニの産卵:瀬戸内海 -0.2m
Sony α7RⅡ
EF8-15mm F4L fisheye USM


カブトガニの卵塊


カブトガニの産卵から2か月近く経ち、産卵場所の卵を覗いた所、いまから成長していく個体群を観察できました。
何の為に回っているのか? 卵の中をクルクル回り続けています。

Photo Date
カブトガニの卵塊:瀬戸内海流入河川
α7RⅡ 
EF100mm macro F2.8L IS

【 Youtube.comに移動して、高画質に変更するとHDの画質のよい映像が見ることができます 】


夜間のカブトガニの産卵


今年は連日連夜カブトガニの産卵地を巡って観察し続けてみました。
観察を続けると撮影の方でも色々と見えてくるものがありますが、環境やタイミングのイメージを膨らませると、チャレンジはまた来年に持ち越しになりそうです。

Photo Date
カブトガニの産卵:瀬戸内海 -0.2m
Sony α7RⅡ
EF8-15mm F4L fisheye USM


カブトガニの産卵


生きた化石といわれるカブトガニも、護岸整備や干潟の埋め立てで絶滅危惧I類に指定されて絶滅の危機に瀕しています。
かつては瀬戸内海の広範囲で足の踏み場もないぐらい産卵していたと聞きますが、今は細々と命をつないでいるようです。
干潟で泥水での撮影が多い中、水の澄んだ砂浜で産卵している個体を見つけました。

Photo Date
カブトガニの産卵:瀬戸内海 -0.2m
Sony α7RⅡ
EF8-15mm F4L fisheye USM


瀬戸内海のタチウオ



明けましておめでとうございます。
ペースが落ちてきましたが、本年もマイペースで更新を続けていきますので、宜しくお願い致します。

年末に、12月から好調と聞いていた、周防大島でのタチウオ撮影に行ってきました。
瀬戸内の濁り気味の透明度に浮遊物、鏡のようなタチウオのボディをストロボで撮影するには高度な技術が必要となります。

※ 1/5 再度撮影に行った写真を2枚目に追加。
水温が1度下がって、タチウオの泳ぎも追えるぐらいに少し活性が鈍ってきた感じでした。

Photo Date
タチウオ:屋代島 -8m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


瀬戸内海の藻場

ハスノハカシパンタツノオトシゴヒメイカムスジガジ藻場

車で日本一周しながら、水辺の写真を1年間かけて撮影している高久至さんが瀬戸内海に立ち寄ってくれました。
山口の瀬戸内側も撮影に適したアマモ場が点在していて、のんびりとした上関町のビーチへエントリー。
ハスノハカシパンが無数にちらばっているエントリー口を進むと、他の海で見るよりは少し大きいヒメイカ、タツノオトシゴ、ムスジガジ、オクヨウジなど観察できます。

Photo Date
瀬戸内海の藻場:上関町 -3m
Canon EOS 5D markⅢ
SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL
EF8-15mm F4L fisheye USM