カテゴリー : 広島県
秋に産卵をするカネヒラは、この時期に雄の婚姻色が鮮やかになり、鼻先には追星が現れます。2年ぶりにこちらのポイントで撮影で、水草が減って魚も減った感じですが、数匹の大型の雄が縄張りをもって産卵行動をしていました。貝覗きをするカネヒラのペアです。
Photo Dateカネヒラ:江の川水系 -0.5mCanon EOS 5D markⅢEF8-15mm F4L fisheye USM
生息地としてはいちばん南限に位置するカワシンジュガイにアブラボテが産卵をします。 雌が雄の群れを引き連れて、一瞬にカワシンジュガイに産卵すると次々と雄が放精をしていくシーンです。 山口県内の最南端のカワシンジュガイは絶滅してしまったようなので、この生息地は無事に保全されていくといいですね。
Photo Date カワシンジュガイとアブラボテ 太田川水系:-0.3m Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM
今年は天候が安定せずに中々撮影に行けなかったカワヒガイの産卵。 シーズン終わりなので行動自体が消極的だったのですが、この日は3回の産卵シーンを見せてくれました。 雄と雌が母貝を覗きながら、タイミングを合わせ雌は入水管に産卵管を差し込んで、雄は放精します。 ここの河川にはタカハガイ、マツカサガイ、ササノハガイがいるようで、写真の母貝はマツカサガイです。
Photo Date ヒガイの産卵行動 江の川水系:-0.5m Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM
空梅雨の6月でしたが、雨が降り出した下旬から雨天がつづきます。 そんな感じで撮影の方もいまいちすすんでおりません。
写真は岩に同化して隠れるのが上手なカジカです。 どこにいるか判るかな?
Photo Date カジカ:太田川水系 -0.2m Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM
昨秋、カネヒラの撮影をしていた時にちらほら見つけた若魚のヒガイも、タナゴ類と同じく二枚貝に産卵をします。 春産卵との事でGW明けに撮影に行ってきました。 秋ごろは見なかった大型の雄雌が見れ、オスは追星がはっきりと出て黒ずんだ婚姻色になっていました。 ビデオでの産卵行動はできたものの、写真の方はタイミングが難しくさらに撮影が必要のようです。
今年は色々と繁殖期が遅れ気味の撮影が続きましたが、4月下旬に入りスナヤツメは順調に産卵しておりました。 浅場で多数で産卵床作りをしていた集団を狙い、じっくり観察しながらの撮影です。 産卵床を掘り終えるとメスが石に張り付いて産卵の準備に入り、オスが卵を絞り出すようにメスに巻き付き産卵をします。 写真は絞り出された卵が見え、このタイミングの少し後には、小粒の卵が舞い上がるのも観察できます。
Photo Date スナヤツメの産卵:瀬戸内海流入河川-0.3m Canon EOS 5D markⅢ EF8-15mm F4L fisheye USM