アーカイブ : 2014年 9月

朝日とカラフトマス

羅臼の漁火波間のサケ朝日とカラフトマス朝日とカラフトマス

東の端にある知床の夜明けは早いですね。
宿の窓から見える風景はイカ漁が始り漁火が灯っていて、その背景に見えるのは国後島です。
朝日とカラフトマスを撮ろうと、薄暗い時間からカラフトの撮影にいきました。
天気予報は曇り予報でしたがしっかりと朝日が昇り、その光の中をカラフトマスが遡上して、海辺の波間には次に上がってくるサケの姿も見られます。

今年は過去最低の遡上ではと思わせる少なさでしたので、また豊漁の年に訪れて、その大群を撮影してみたいものです。

Photo Date
朝日とカラフトマス:北海道太平洋流入河川 -1m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


道東のサクラマス

道東のサクラマス道東のサクラマス

知床からしばし南下をして産卵期を迎えているサクラマスを撮影に向かいました。
道中、雰囲気のよさそうな河川が多くあり、さすが自然の多き北海道です。

撮影場所に着き、上から覗くと少しくたびれた感じのサクラマスが確認できました。
前週くらいから産卵が活発化していたらしく、産卵狙いには少し遅すぎたのかもしれません。

遠征でピンポイントで産卵だけを狙うのは、もちろん難しいです。
山口のサツキマスの産卵を気軽に狙えるのは、やはり地元の利があるからと感じました。

写真は、ボロボロながら立派な雄がペアのサクラマスを威嚇していました。

Photo Date
サクラマス:北海道太平洋流入河川 -0.3m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


カラフトマス

カラフトマスの群れカラフトマスの雄のバトルカラフトマスのペア遡上するカラフトマス

今年は道東方面のサケ・マス類を撮影しに遠征へ行ってきました。

まずは知床半島のカラフトマスを一日かけて撮影です。
初日は知床ダイビング企画さんにガイドをおねがいして、タンクを背負って深い淵にはいりました。

今年は遡上数がかなり少なく遅れ気味とのことでしたが、よいピンク色に染まった個体も多く、
傷も少ない状態は撮影には丁度よい感じでしょうか。
水が綺麗な淵に多く群れいていた個体で、下流へ行くと産卵床を叩く姿は見られますが、まだいまいちという感じでした。

Photo Date
カラフトマス:北海道太平洋流入河川 -2m
Canon EOS 5D markⅢ
EF8-15mm F4L fisheye USM


高津川水系のゴギ(イワナ)の産卵

高津川水系 ゴギのペア

いよいよ秋のサケ・マスシーズンが近づいてきました。
今年の錦川は雨続きで例年より濁り気味、いつも観察していたサツキが溜まっていた淵も砂で埋まって姿が見えません。
単体ではあちらこちらで見れるので、また産卵時期になると美しい姿を見せてくれる事でしょう。

Photo Date
ゴギのペア:高津川水系 -20cm
Canon EOS 30D
写真:EF70-300mm F4-5.6L IS USM
映像:Gopro HERO

映像は、昨年に高津川の支流で撮影したゴギの産卵です。



【 Youtube.comに移動して、高画質に変更するとHD映像が見ることができます 】


ニラミアマダイのハッチアウト

ニラミアマダイのハッチアウトニラミアマダイのハッチアウト
 
ニラミアマダイ Opistognathus iyonis (Jordan and Thompson)
この種では国内初めてハッチアウトまでの観察を確認できたのではないでしょうか。 
太平洋側などで良く観察されているジョーフィッシュと呼ばれているアゴアマダイより一回り小さく、瀬戸内ではヒメジョーと呼んでいる、温帯域に住む魚です。

DS LOVE&BLUEさんの度重なる観察によって、ハッチアウトの周期や時間を今年はほぼ確実に把握する事ができました。

ただ個体差があるようで、この日のヒメジョーは小型というのもありましたが、かなり臆病気味でストロボやエアの排気音に反応して、度々巣穴に戻る状態でした。
30分ほどの長い時間をかけて仔魚を放出していたので、一気に放出している写真を撮るのには少し工夫がいりそうです。

卵を多くもつ個体も多く、水温や昼間に巣穴の奥の卵を観察する事で大体のハッチアウトが予想できるようになったので、これからの残りの期間や来シーズンからの撮影は楽になりそうです。

Photo Date
ニラミアマダイのハッチアウト:屋代島 -10m
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS


長崎県大村湾の海

テンジクダイの口内保育イソハゼの卵保護カズナギの仲間 卵保護

8月半ば、まだ大村湾は生態シーン満載の賑やかな海でした。

深場に住むTheテンジクダイも、全体の水深が浅い大村湾なので、浅場で産卵行動などを観察できます。
テンジクダイは雄が卵をくわえて卵を育てますが、今回は残念ながら産みたての卵のみでした。

イソハゼはヘビガイの仲間の抜け殻の中で卵を育て、牡蠣の殻の中で卵を守るカズナギの仲間は、青海島でみるオオカズナギより一回り小さかったです。



ウミヒルモ畑のアミメハギygオクヨウジの幼魚

ウミヒルモの畑の中ではアミメハギの幼魚やオクヨウジの幼魚が見られます。
他にはカミナリイカやヒメイカの幼魚など、浅くエアも無くならないので、あっという間に時間がすぎていきます。

テンジクダイ、トサカギンポ、マダラギンポ、ナベカと様々な産卵~ハッチアウトが見れる夏の時期に、
また来年も遊びに行こうと思います。

Photo Date
大村湾の魚達:長崎県大村湾 -1~5m
1枚目から順に、テンジクダイの雄、イソハゼ、カズナギの仲間、アミメハギの幼魚、オクヨウジの幼魚
Canon EOS 5D markⅢ
EF100mm macro F2.8L IS