アーカイブ : 2012年 11月

オオシマドジョウの雌


ドジョウの仲間もなかなか判別が難しいいですね。
日本淡水に詳しい方に同定していただき、シマドジョウの仲間でオオシマドジョウの雌ようです。

シマドジョウの仲間も今年に入って新しい標準和名提唱がなされたようで、
日本魚類学会では以下のように記述されています。

Cobitis sp. BIWAE type A オオシマドジョウ(新称)
「西日本グループ4倍体型とされた種で,C. biwaeである可能性が高い」

この水系には、この地方近辺にだけ住むイシドジョウとヤマトシマドジョウが住んでいるので、
ドジョウの仲間も色々見ておきたいところです。

Photo Date
オオシマドジョウの雌:錦川支流 -1m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


ノコギリハギの求愛


良い色をだして求愛するノコギリハギのペア。
ときおりキンチャクフグが混じって不思議な光景に・・・。

フグたちは判ってるはずですよね?

Photo Date
ノコギリハギの求愛:柏島 -10m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


チチブ


日本海側のサケを調査する合間に久しぶりに河口域で潜ってきました。
しかし河口で土砂をのける作業をしていて、そのせいなのか?
水は濁り、かなり上流の方まで砂が堆積してて、礫がみな砂で埋まってしまっていました。
春先に見た撮影したかった魚達の姿も少なくなっていましたが、そんな中でも環境に強く生息数の多いチチブの写真です。

Photo Date
チチブ:日本海側河川の河口域 -50cm
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


ゴギの棲む沢 【動画】

 
 
撮影後半の方は警戒心も高くて、あまり姿を現してくれなかったゴギですが、Gopro映像では色々なシーンを見ることができました。
無事に沢山の産卵を終えたようで、年を越して雪に包まれた冬の沢では、新たに産まれて来る子供達も見ることができるでしょう。


最南西地方のサケ


北の地方ではおなじみのサケですが、遠く本州の西端の中国地方でも産卵が行われていて、ここ島根県の江の川水系のこのポイントは年に数十匹ですがサケが遡上しています。
実は山口県では国内で最南西端の自然産卵を探しているのですが、姿すら確認する事ができなかったので、
まずは撮影の感覚をつかみたく、時期のよい感じの島根県の方へほうお邪魔しました。
あいにくの増水と濁った水でしたが、なんとか姿だけは写す事に成功です。

Photo Date
サケ:江の川水系 -50cm
Canon Eos 5D markⅡ
EF17-40mm F4L USM


オオカズナギのバトル



今月の月刊ダイバーでは古見きゅうさんの記事で青海島が特集されています。
その特集に時期ではない写真を提供したのですが、今年はあまり活発的ではなかったオオカズナギです。
来年の春には沢山のバトルが見れると良いですね!
この写真は30D時代にSIGMA30mmF1.8のレンズで撮った懐かしい写真です。

Photo Date
オオカズナギのバトル:青海島 -12m
Canon Eos 30D
SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM