アーカイブ : 2012年 9月

シイラの生態写真


瀬戸内海のブルーウォーターダイビング第2弾です。
といっても今年は台風も近づいてないからななのか、全体的に浮遊物と濁りがひどい感じです。
このポイントも豊後水道の水が入ってくるあたりですが透明度はいまいちぱっとしてませんでした。
水温は高くシイラの数はかなりいるのを確認できましたが、メートル級の巨大なのを見てみたいですね。

船でしか行かない所なので、ある程度人数を確保すればLove&Blueの小川君が船を出してくれてガイドしてくれますよ~。

シイラの水中写真はなかなか見当たらないですね~。

Photo Date
シイラ:瀬戸内海 -5m
Canon Eos 5D markⅡ
EF17-40mm F4L USM


錦川の川遊び


今年も遠方からのゲストと錦川の上流で川撮影をしてきました。
毎年何十万匹も放流される鮎は飽和状態で縄張りを持たず、いまだ群れのまま生活しているようです。

悠然と泳いでいたサツキマスは警戒心がかなり高くなってきたのか物陰に隠れる個体ばかり。
そろそろ産卵を迎える時期に近づき雄は婚姻色を出し始めてます。


オオサンショウウオも繁殖行動に入ってます。
巣穴に住むオオサンショウウオが卵を保護しているのを目視できたのですが、
かなり狭い場所のために大きいカメラでの撮影は難しいようです。
GoProを巣穴に入れてみたら、動画には映っていて、1枚目のアングルなら写っていてもよさそうですけどねー。
奥までストロボの光を入れるのが難しそうです。

今年は水量が少なく濁り気味なので一雨降っていつもの秋の川に戻って欲しいところですね。

Photo Date
アユの群れ:サツキマスの雄
オオサンショウウオ  : 錦川上流
Canon Eos 5D markⅡ
SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO


アカザ


アカザはレッドデータブックの絶滅危惧II類(VU)に分類されてるナマズの仲間です。
キレイな川で見ることができるのですが、ここ撮影した川では水もキレイである程度の個体数が生息しているようです。
夜行性の魚なので普段は石の下などに隠れていますが、今回夜の川に潜ったので写真2枚目の様に泳ぐ姿を確認できました。
正面顔も愛嬌ある顔をしているのですが胸鰭と背鰭に毒針を持っているので素手で触るのは要注意です。


こちらは昼間に見たアカザ。
明かりを嫌うので昼間の撮影は一苦労です。

Photo Date
アカザ:錦川支流 -50cm
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


イトヒキベラ X


ベラ大図鑑の発売により、同定のし辛かったベラのブーム到来か!?
ベラの中でも人気のあるイトヒキベラの仲間ですが、異種同士で生まれたのか?ハイブリットの個体もたまに見かけます。
このイトヒキベラXも明らかに尾鰭がピンテール フェアリーラス(Cirrhilabrus sp.3)のような形をしています。

Photo Date
イトヒキベラ X:柏島 -30m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


アケボノハゼ


余り行かないポイントでちょっと散策してみたら、アケボノハゼがたくさんホバリングしてました。
さすが柏島です(^―^)
写真に撮ったのは何年振りか・・・はやり宝石のような輝きですね~。

Photo Date
アケボノハゼ:柏島 -25m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


日本のベラ大図鑑  西山 一彦 (著), 本村 浩之 (監修)


私の写真の師匠であり水中写真の世界にどっぷり浸かるきっかけとなった、
kazuさんのベラ撮りの集大成の図鑑が発売となりました。
成長のステージごとに形も色も様々で判り難いベラの仲間を各ステージ掲載して幼魚から成魚まで判りやすく紹介しており、日本国内のベラ科を調べるには是非一冊手元においておきたい図鑑です。


日本のベラ大図鑑  西山 一彦 (著), 本村 浩之 (監修)