アーカイブ : 2012年 4月

ササウシノシタ科の一種


この時期、この手のカレイやヒラメの仲間の幼魚も多く見られる浮遊系です。
ササウシノシタ科の一種のようですが、同定は難しい感じですね。
2枚は違う個体で、1枚目は口が開きっぱなしでした・・・。

◇お知らせ◇
5月5日(土)13時~ 青海島にて中村宏治さん&吉野雄輔さん&阿部秀樹さんによるスライド&トークショーを開催します。
個人は自由参加ですのでお時間ある方は是非参加してください。 
山口ではプロの水中写真家の方々のお話を直に聞くチャンスはすくないですからね~♪

Photo Date
ササウシノシタ科の一種:青海島 -3m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


ハコネサンショウウオの幼生


今回も徳永さんと流水性の小型サンショウウオを探しに、山口県北部の山へ登ってきました。
目的のヒダサンショウウオは見つからなかったのですが、サンショウウオが生息してる沢ではハコネサンショウウオの幼生は沢山観察することができました。
ハコネサンショウウオは生まれてから幼生のまま越冬しつつ3年程は水中で生活しその後上陸して陸上で生活します。
水中には1~3歳児の大小の幼生たちだらけです。

今回はハウジングを持っていかなかったので水中からの撮影ができなかったのですが、
水中にいると屈折の関係で真上からとらないとシャープな写真がとれませんのでアングルはえらべませんね。
横からのアングルは水際に逃げてきた個体を撮影しました。

Photo Date
ハコネサンショウウオの幼生:山口県北部 水面付近
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


キアンコウの幼魚


今年はキアンコウだろうと思われる卵塊も沢山みれていた青海島。
キアンコウの幼魚も度々発見されています。
内湾に比べて遭遇率が落ちる外海で1週間おきに発見されていまして、この週も発見する事ができました。
かりゆしのガイドさんが撮影してる所にであいまして2年ぶりの再会です。 (^―^)

この所海況が良く船越側でのダイビングが続いて内湾の紫津浦には誰も潜っておらず状況がわからないのですが、
キアンコウを中心とした浮遊生物が気になるところです。
誰か潜ってきてほしいですね・・・(笑

Photo Date
キアンコウの幼魚:青海島 -5m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


ササノハウミウシ


ここ数日は連続して観察できていまして、周囲に人がおらず一人で撮影してました。
2009年に一度ギョロ目で撮ったことがある浮遊性ウミウシのササノハウミウシです。
蛍光色が凄くきれいなウミウシで浮遊しながら生活しているようですが、それほど目撃例も多くなく謎の多いウミウシです。

Photo Date
ササノハウミウシ:青海島 -5m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS


カスミサンショウウオの幼生


2月、山口県西部でのカスミサンショウウオの産卵の観察から2ヶ月経ちまして、
生まれてきた子供達を撮影しにいってきました。
水深がない泥地帯での撮影に苦労しましたが、今回も徳永さんに数箇所の場所を紹介してもらって無事に撮影終了。

大きさは手足がわかる2cm~3cmほどの個体を中心に撮影して、中には白っぽい個体も見れました。
幼生を撮影してる間に徳永さんが林の方で産卵後に山へ帰る途中のカスミサンショウオの成体を見つけてくれたので、
水辺ではない所で親を撮影する事もできました。

高所の小型サンショウウオもそろそろとの事なので山へいってみたいと思います。

Photo Date
カスミサンショウウオの幼生:山口県西部 -20cm
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS + CL


稚魚の捕食


水面を浮遊していた魚の稚魚なのですが、さすがに魚種まではわからなさそうです
(※アナハゼの稚魚のようです)

泳ぎがなにか不自然だったのですが、どうも捕食直後だったようです。
お腹の中からもうひとつの目がこちらをみています (^^;

稚魚の大きさは2cm弱。 この大きさから弱肉強食と厳しい世界ですね。

Photo Date
稚魚の捕食:青海島 -1m
Canon Eos 5D markⅡ
EF100mm macro F2.8L IS